守 破 離

 守・破・離とは、足利三代将軍義光時代に「能」を完成させたといわれる観阿彌、世阿彌親子によって開かれた、能の至芸に至る段階です。
守破離 is the word consist of three different meanings.

能

 第一段階の「守」。
 師から受けた教えをその通り忠実に守り、真似て、反復して、基本を正確に身に着けるまでを言います。

  (read “shu”) means “keep the rule”. In this thought, trainees (generally beginners) should learn and practice exactly the same style as trainers rule.

 第二段階は「破」。
 師からの教えに自らの経験と研究を重ね、更に自身の個の特性を加えて研究し、最も自分の思想、特性に合ったものに変化させます。師の教えを自ら意識的に崩し、次第に個性を築き上げて行く段階です。

 (read “ha”) originally means “break the rule”. But in this thought, trainees should arrange their own ideas and techniques with the techniques trainers taught, and develop their skills higher.

 第三段階が「離」。
 至芸の段階として、様々なこだわりや固定概念から抜けて自由、自然に行えるようになれば、合理の極致として自ずから至芸の境地 に至るとされます。「離」は言わば理想の段階と考えられますが、多かれ少くなかれ個々が「破」の段階に入って行かなければならないものでもあります。ここ に至って、一流
(一つの流儀)が成立します。
 (read “ri”) means “leave or independent”. In this thought, improvements reach very high level, and it’s time to establish their own style of martial arts by the skills they had come to acquired.

 これは決して、様々な「道」と云う枠に限ったものではありません。個体の特性を活かして、個の人生の完成に至る道筋でもあります。


 そして、ひとつの「守」の中にも「守破離」があり、その「守」の中にも「守破離」があります。
 「破」の中にも「離」の中にも「守破離」はあります。


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