書き置いておかなければいけない事①
書き置いておかなければいけない事の一つ目…です。
嘗て、1980年代に板橋区東新町に住んでいた頃の話です。
非常に懇意にしていたIさんという方がいました。何かの折だったのですが、板橋区大山の自宅に伺った時の事です。
Iさんのお母さんと色々話していた時です。私が長年空手をやっているといった話題になったのですが、唐突に「あぁ空手ね。オーヤマ君は元気にしてるかね?」と。
「いやぁ空手といっても色々に流派がありますからね、個人名ではいささか…」
「あぁ、そうなの。強かったのよぉ、あの子。」
「試合でも見たんですか?」
「いぃやぁ、昔ね、私は店をやっていたのよ。それでね、いつだったかヤクザに絡まれてさ」
「?」
「丁度、オーヤマ君が来ててね。」
「??」
「あっという間にやっつけちゃったのよ。」
「!?」
「それで空手っていうのを知ってね。」
私の頭の中は「!?!?!?!?!?!?!?」です。
(ひょっとしてオーヤマ君って、極真会館の大山総裁? まさかぁ!? でもそれって、「空手バカ一代」に出てた逸話だよね!! それにすぐそこが池袋だし…)
「あのお、その人ってひょっとして池袋の…」
「あぁ、池袋で空手の道場やってる筈よ。」
「!!!!!!!!!!!!」
あの話し、本当だったの!?
「空手バカ一代」って、あながち只の漫画じゃなかったんだ……
因みにIさんも総裁も半島出身ですから、そうしたご縁もあって知り合いだったのでしょう。
いやぁ、驚きの逸話でした。
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