書き置いておかなければいけない事②
「氣」は、あります。そして、実はその「氣」にも、色々と種類があるのです。
特に、一つの武術なりを続けると、その武術に関わる「氣」は察知しやすくなります。
嘗て1990年代に板橋区東新町に住んでいた、40代の頃の話です。となると、空手を始めて25年くらい経っていますね。四段くらいだったかな。
住まいの最寄駅は東武東上線の常盤台ですから、始発駅は池袋です。ですから、買い物やらは結構池袋に行っていました。
扨て、ある日の事。当時まだ幼稚園児だった息子の手を引いて、池袋の雑踏を歩いていました。サンシャイン通りだったと思います。
すると、人混みの向こうから、何やら途轍も無い「氣」というか「オーラ」というか「空気が濃い」というか…「殺気」というものがあるとしたらこういうものか、と感じられる…兎に角、途轍もなく怖い何かがやって来るんです。人混みの向こう…です。何なのかは見えません。でも、確実に何かが来ます。
数十秒後、人混みの中から歩んで来たのは…かの極真会最高師範であり新格闘術・黒崎道場の黒崎健時先生 !!!!!
空手バカ一代で読んでましたし、私の頭の中は「ウォぉぉ!!!!!!!」です。
1m程の間隔を通り過ぎて行かれ…私は、無謀なことを考えました。
(よし、10m位は離れただろう)と思って振り返り、息子の手を離し、正中点に意識を溜めて、思いっきり眉間から黒崎先生の背中に向けて、自分の最大限の「やる氣」を「ドン!!」っと。
どうなったと思いますか?
黒崎先生はフッと立ち止まり、あちらを向いたまま左の肩越しに私を一瞥したんです。
私は反射的に一氣に直立不動、「禮っ!!」。
怖かったぁ!!」
私の頭の中は「ウォぉぉ!!!!!!!」です。
1m程の間隔を通り過ぎて行かれ…私は、無謀なことを考えました。
(よし、10m位は離れただろう)と思って振り返り、息子の手を離し、正中点に意識を溜めて、思いっきり眉間から黒崎先生の背中に向けて、自分の最大限の「やる氣」を「ドン!!」っと。
どうなったと思いますか?
黒崎先生はフッと立ち止まり、あちらを向いたまま左の肩越しに私を一瞥したんです。
私は反射的に一氣に直立不動、「禮っ!!」。
怖かったぁ!!
ね、「氣」はあるのです。
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